ジョバンニ、らっこのうわぎがくるよ。
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ペットボトルを持ってきていたお姉さん(以下Mさん)、
防犯上艦内には持ち込み禁止なので泣く泣く置いていくことに。
オレは・・・ 怖くてタンブラーですら持ってこれなかったよ…。
閉鎖されていたどこかへの出入り口を塞ぐ柵が取り除けられて入場開始。
ああ、ここから入るんだったんだ。
入って右に曲がると外、つまり「ひゅうが」が停泊してる岸壁に出られた。
おおーやっとガラスの壁の向こうに出られたぞー!
女性の手荷物は極力WAVEさんが見るようにしてたみたいです。
さて、何人かの隊員さんに挨拶されながら艦内へ。
ここは・・・ 艦載機格納庫?かな。
入って右へと進行方向が定められており、隊員さんが仕切る枠の中に立つと
警告音と「プラットホーム、上昇します」のアナウンス。
おお、動画投稿サイトで見た。
こうやって艦載機上げ下げするのなー!とテンション上がりつつ甲板へ。
ひ、ひっろー・・・。
とりあえずきょろきょろと見回すとCIWS(ファランクス)発見ー!
頭の中では菊池の「CIWS、AAダブルオート!」という声が聞こえてきます。
そしてヘリコプターの中から騒ぐだけ騒いでこれで狙われた深町が・・・。
深町本人や「着いて行きますどこまでも」状態(そうでもないか)の速水はまだしも
南波たちの心境を推し量ると目元が熱くなります。
うぉっ 艦長 空は危ないっす!
そして、海自初(だったっけ)の全通甲板を艦尾方向へと歩くと、
なんと!VLSががががが!
アスロック!ハープーン!
米倉ぁあああああ!(何かが違う)
もう頭の中では米倉が菊池砲雷長様に襟元掴み上げられて
「貴様ぁ、一人で戦争おっぱじめるつもりか!
発射命令など出しておらんぞ!」
と怒鳴り上げられています。(待)
っていうか対ワスプ戦の時ものVLSの武器使ってたよなぁ。
シースパローってば一本1000万らしいわよ奥様。
それをあっさりサルボー(斉射)しちゃう菊池砲雷長、
一発2000万の魚雷を保有数全部使い切っちゃう速水水雷長。
いや、まあ後者は艦長の命令でだけどさ。
どうやら「ひゅうが」は最前線で戦うというより司令部機能を搭載して
旗艦となることを目的として作られているようです。
艦載機を沢山詰めるのもそのためみたい。
副長が飛行長を務めていて、危険が高いため広い部屋が用意されていたり
色々と優遇されているとのこと。
えー、ターターは?(ここで亡国のイージス)
オットメラーラはー?
暫くして、ものごっつショックな事実が発覚。
鷹志 「あの・・・ 艦橋とか、司令室とかには入れないんですか?」
尾栗 「艦橋は構造的にお見せすることが出来ないんですよ。
そのかわりリフトでの昇降を体験して戴けるのが本艦のウリです」
お ぶ し ・・・。
(注・鷹志=かわぐちかいじの政治漫画「イーグル」の主人公の息子の名前)
激しくしょんもりしつつ佐竹一尉を思い浮かべながら
SH60JとSH60Hの中を見学!
翼長っ!
おまけに後ろに折りたたんでコンパクトに出来るのね!
ところどころススで黒くなってるのがどことなく怖かったです。
そしてホイスト機構にあぽ丸出しで反応しまくる北川。
「速水、降りて来い!」
(中略)
「速水三佐着艦しました!」
「貴様は任務をまるで理解しとらん!」
・・・はい。
ごめんなさい反省してます。
と、とりあえず後で500回爆発するから今は許して・・・。
中の写真も取らせて戴いたが、細かいスイッチやつまみが一杯あって
なにがなんだかよく分からん。
こんなんよく全部分かるな佐竹・・・。(だから違う)
堪能して気を取り直していると、先ほどの仮名尾栗さんが
(身分的には米倉あたりだったけど水上艦艇勤務の中で
尾栗が一番好きなのでここは尾栗で)
なにやら話しかけてきた。
え?は、はい?
と思うまもなく艦内に案内される我々。
え、ちょ、ま。
尾栗 「1人案内するも3人するも一緒なので」
・・・?
再び甲板に出てから分かったことだが、
どうやらこのとき一緒に入った兄ちゃんが海自志望で
見学の為に艦橋を見せて貰ってたらしい
それで、「艦橋とかは拝見出来ないんですが」と訊いた
オレを覚えていて入れてくれたものだった。
うおおおおお有難う尾栗!
お前はやっぱりいいやつだ・・・!(泣)
(↑違)
なんか、久しぶりに入った護衛艦の中は
どこも白っぽくて殺風景。
運用開始からまだ3年だから綺麗だから
余計そう見えたのかも。
やはりといおうかなんと云おうか
飛行科・整備科の部屋ばかり集まっていた。
うねうねとまるで蛇のように上へ上へとラッタルを登っていく。
本当に急で危ない・・・。
途中携帯電話の収納庫を発見(笑)。
そうだよな、携帯禁止だもんな艦内。
荷物も抱えながらひいひい云いながら上がりきるととうとう艦橋!
ひゃっほー!
って、全体的に薄暗い。
ライト消してるからか。
尾栗 「あの赤いカバーが艦長の席、
あの黄色いカバーが司令の席だ!」
鷹志 「えっと、赤が司令で艦長は赤と青では・・・?」
尾栗 「ああ、うちの艦長は一佐だからな。
艦長が一佐だと艦長席と司令席は赤一色と黄色一色になるのさ」
うおーそうなのか知らなかった!
てことはオレが今まで(席を)見た艦の艦長は全て二佐ってことか。
え、オレ潜水艦の艦長が二佐で(例・深町)
水上艦艇の艦長が一佐(例・梅津)だと思ってた。
ああ、そうか、掃海艇とかが多くて護衛艦は少なかったかも。
じゃあ潜水艦でも訓練用とかだと一三佐が艦長やるのかも。
(今確認の為にジパングのアニメ見てみたら
ちゃんと艦長の席は赤一色だった!
さすが海自監修、すごおおお!)
そして、航海長とかのが座るのかな?
色々機材が詰まった席に座らせて戴きました。
脇にはレーダー。
すごおおお。
スイッチに「艦長室」 「CIC」とか書いてあるのが生々しい。
そっか、直通の電話とかあるんだよね・・・ ひええええ
そして前方には、あの尾栗のジャイロコンパスが!
この形いいよな~・・・。
ばっちり写真撮らせてもらいました。
その下には「CIC」などの各所のパネルランプが。
この高さだと水平線まで18キロほどを見渡せるとのことです。
作業員が何人かでチャート(海図)を表示する機会を修理してました。
おいおい、しっかりせえ最新艦(笑)
艦橋を出るときにIPODNANOが目に入りました。
ずっと艦の内外に掛かってる曲はもしかしてあれで流してたのか?
どの立場の人のなんだろう。
艦橋ってことは航海科の誰かなのかな。
そしてラッタルは上がるより下がるほうが難しい。
えっちらおっちら、身体を横にして荷物を片手に持って
片手で手すりを掴んで一段ずつ降りていると
尾栗 「おいおい、危ないから両手で掴めよ。
俺が荷物持ってやるから」
遠慮する暇もなくわたわたと取り散らかりつつ
とりあえず荷物を預けると、その瞬間には
もう下の甲板に下りている海曹さん・・・。
すごおおお。
艦長室とCICと士官室は拝見することは出来ませんでしたが
(当たり前)、大ラッキーな出来事でした。
そして外に出るとまたイベントが。
その3に、続く。
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