ジョバンニ、らっこのうわぎがくるよ。
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外に出てきょろきょろしていると、甲板上、出入り口の脇に
「武器水平基準板」なるものが。
大体予想は付くのだが、
これを具体的にどう使うのか分かりませんでした。
そして扉には「X」の文字が。
自衛隊の艦艇の扉にはXやらYやらそれぞれアルファベットがつきます。
たしか平時と非常時に開けるだの閉めるだの
それぞれ規定があったと思うのですがちょいと失念。
おぶし。
そして「ラッパ展示を行います」とのアナウンス!
おおおーやるんだ!
ようつべであったもんね!
やっぱし!
急いで艦橋構造物の扉の前に出来ている人だかりに近付く。
なんとか最前列を確保、座ると海曹さんが二人で
ビューグルを持って説明を始めてる。
青梅 「このラッパ、名前は・・・ ラッパです」
ああ、ビューグルって今は云わないのかな。
5つの音が出せるんですが、その五つの音を出した後に
一日の流れに沿って
「総員起こし」
「課業はじめ」
「課業やめ」
「配食はじめ」
「巡見」
「入港用意」
「出航用意」
を聴かせてくれました。
上手い~!
オレが見学に行ったときに時々聞こえてきてたのは護衛艦旗の
揚げるか下げるかの音だったのかな。
あの「ぴゅいー、ひゅー」っていうホイッスルもまたリアルで聞きたいです。
青梅 「航行中はしないけれども、停泊中はちゃんとアナウンスで
マイクの前で吹いて流しています。
これは我々航海科の人間の役目で、
江田島にある術科学校で半年間の練習が必要です」
観客 「おおおおお(どよめき)」
終わったあと、ラッパ吹きたい人に吹かせてくれたんですが
Mさんに押し出されて「え、恥ずかしい!」と逡巡していたら
海曹さんが気が付いて差し出してくれました。
なにやらバケツみたいに大きなものを抱えて艦橋構造物から出てきたと思ったら
マウスピースのクリーニングの為のアルコールティッシュだったのね。
青梅 「ちゃんと消毒しますから」
観客 「(笑)」
ああ、これが本当に速水や深町、角松、尾栗、菊池が吹いたものなら
むしろふき取らずそのままあばばばばば(以下自主規制)
そして吹かせてもらい・・・
青梅 「唇の細さと息を吹き込む速さで音程を変えて下さい」
鷹志 「はい」
『ふぁー、ふぁー』
観客「おおおおお」
出た!
『…ふぁー』
同じ音しか出ない!
え、音程どうやって変えるの!?
えええええ。
と、とりあえず息を強くすればいいのか?
『ぷぁー』
あ、ちょっと変わった!
衆人環視に耐えられず、音程を変えることが出来たというだけで満足して
もうそれだけで海曹さんにビューグルを返してしまいました。
金色で、赤い装飾?の布が巻かれていてかっこいいラッパでありました。
いったん音が出ると凄い安定感。
でも音程を変えるのは本当に難しい。
ここで喉の渇きに限界が来て一旦駅構内に戻ることに。
ちょうどプラットフォーム(艦載機の上げ下げのリフト)が
下がるとこだったので小走りに急いだらすかさず海士さんの静止が。
南波 「危ないから走らないで下さい。
転んだらヒザべっろーってなりますよ」
…すいません、口調は↑まんまだったんです。
ちょっと明るそうなところが南波ちゃんそっくりだったんで
潜水艦ソナーマンさんに出張ってきてもらいました・・・。
さて、それを想像してひえええとなりながら甲板を降りて。
乙甲板、でいいのかな?
モックアップされた展示用のSH60Jヘリを見たり
パンフレットに記念スタンプを押したりグッズを見たり。
士官(幹部)さん、下士官さんの「ひゅうが」帽子。
ステンレスマグカップ。
Tシャツ。
士官さん用のキャップはちょっと欲しかったかも。
とりあえず「ひゅうが」バッジだけ買っておく。
おぶし、水上艦艇徽章売ってると思ったらなかった。
あわよくば潜水艇徽章も買おうと思ったのにい。
6センチ(実物大)じゃなくて小さいのだけど
あると思って確認のために引っ張り出してみたら
「潜水員徽章」だったこの脱力感・・・。
当時間違えたオレにハープーンとトマホークを
300発くらいサルボーしてやりたいです。
買い物が終わったあとは一旦降りて
ジュースを飲んで一息。
飲み物持ち込めないからのど渇いた。
最終回に、続く。
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