ジョバンニ、らっこのうわぎがくるよ。
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それがわたしだ、ラッキーマーン!
って知ってる人いるんだろうか…。
とりあえずここ一週間あぽみたいにごりごり書きまくって
今日の昼に『18.44』脱稿しました!
どんどんぱふぱふ!
締め切りがあるって強いなあ(笑)
やりたかったことをいくつか次回作『青春の影』に回して終了。
そうでないとキリがないんだよ…
初稿の頃の構想ではこの阿部の家から帰った後日
三橋が榛名に会いにいくというシーンを考えてました。
どんだけ長くなんねん!と忍足になって自分に自分に突っ込んだ。
さて、ようやく終了しましたが皆様ご感想は如何でしょうか。
作者としては阿部が本当に酷いと思いながら書いてました。
純さんからは『ビンタしたい』とのお言葉を戴いたり(笑)
三橋、ごめん。
予期せずラストで花井がいい人に。
でも、やっぱり三橋は強い子だなと。
次回作ではもっとつおくなる予定です。
で、書き上がってから今しがたまでずっと製本作業してました。
人に差し上げる部数が結構あるので15部ずつ作ったら
折ったり留めたり製本テープはったりの作業が半端なかった。
昌さんとお電話したりしながら、長年の夢だった
個人誌発行(委託ですが)本格的同人活動ということで
しみじみ感慨に浸りながら折ってました。
わー。
フライヤー作ったりPOP書いたり校正したり楽しかったです。
そしてはす向かいがコピー屋さんという恐ろしい立地条件…。
次から次へとレイアウトミスや部数不足が発覚し、
2回も駆け込み直したにも関わらず
折っている最中見返してみたらレイアウトミスが出るわ出るわ…。
オレは何も見なかった!(爆)
委託して下さる『ロージンバッグ』様主催、みいこさんのブログサイト
『YAMATEIあれこれ』様へのリンク張っておきます。
みいこさん、有難う。
明日、オレの本を宜しくねー!
では、また。
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オレ達は生き続ける。
なんちて。
えっと、週末のインテで出すので
『18.44』をごそごそ弄ってます。
とりあえずシークエンス3に今回書いた部分を追加。
まだ決定稿ではないので書き進めるうちに変わるかも知れません。(ヲイ)
阿部の怪我の話はオリジナル設定です。
元々『二度の捻挫』の『二度』を
程度と気付かず回数と勘違いしたときに考えた話。
公式で阿部がシニア時代に膝怪我したのかと思ったんだよ…
ですが小学校の頃からシニアまで
あそこまでハイレベルな野球をやっていた以上
どこかを痛めている可能性は高いと考え
そのまま使っています。
突拍子も現実味もない話じゃない… よね?
どきどき。
使いたい描写を詰め込むと前後と矛盾するから困る。
表現変えて矛盾を解消したりするけど
どうしても変えたくない描写はそのままばっさり消さざるをえない。
今回阿部がラストに
『アタマじゃ色々分かってたけど
色々腹立つこともあって感情が追いついてこなかったんだ』
ていう科白があるんだけど、
『元々オレの家は机の上で数字を弄るしか能のない家系でな』
と理数系宣言な科白もここに入る予定でした。
ですが矛盾するので削除、削除。
次回配本『青春の影』で使えたらいい、な。
さあこっからはミハベのターンだよ。
アベミハでミハベでハルアベでハマイズでハナベ。
一粒で5度美味しい!(←詰め込みすぎです)
こっから実は阿部が更に三橋に酷いことをします。
花井が指摘した部分といい、オレの阿部は
三橋に子の上もなく優しく甘やかしてる振りして
その実素で最低なことをしているような気がしてきた。
鬼畜め!
(今、『基地組め!』と変換したオレのセコーンド(PC)の
誤変換を怒るべきかノーマルさを褒めるべきか…)
では、また。
あああ、スタイルが安定しないなあ。
とりあえずゲラという形でこっちに試しUPしてみます。
阿部が酷い人に…。
*の前までは決定稿でいいかなあと思うんですが。
- 『タカヤ!』
彼を呼んだその力強い声を、まだはっきり覚えている。
どうして、気が付かなかったのだろう。
あの瞳の、眼差しの、微かに伏せられたもの云いたげな表情の意味に。
同じように伏せた視線の先で
薄汚れたスニーカーが単調なリズムでアスファルトを噛み締めている。
からからと空回るスポークの音がひたりと止まった。
顔を上げると数メートル先で阿部が立ち止まって自分を振り返っていた。
慌てて自転車をぐいと引くと同時に阿部が再び前を向いて歩き出す。
から、と再びスポークが鳴く。
前を歩き続ける無言の背中に、残された時間の少なさを悟った。
*
「荷物、そこらへんに適当に置け。
飲みもん持ってくるから」
放り出すのではなく、だがどこか無造作にどさりとエナメルを床に置いて
阿部はすぐ下に降りていった。
始めて訪れる、阿部の部屋。
三橋は荷物を脇に降ろして
ぺたりとフローリングの上に正座で座り込んでいた。
広いだけの自分の部屋とは違い、整然と物が収納されて
収まるべきところに収まっているという印象だ。
几帳面な彼の性格を現すような部屋の隅の白いカラーボックス。
雑誌や本が納められているらしいその一番下は
アルバムらしき黒い背表紙が並んでいた。
アルバムらしき黒い背表紙が並んでいた。
手を伸ばして取り出してみると、ずしりとした重量が手前に傾いてきて
思わず手を引っ込めるとばたりと音を立てて床に倒れた。
あ。
どき、と心音が跳ね上がる。
恐らくどこかの合宿所なのだろう、
古びた畳の上で中学生と思しき見知らぬ男と
今よりも少し髪の短い姿の阿部が
下らなそうに笑いながら半分ムキになって取っ組みあっている。
今よりも少し髪の短い姿の阿部が
下らなそうに笑いながら半分ムキになって取っ組みあっている。
お腹を抱えて笑い倒して囃し立てているチームメイト。
オレの知らない、阿部君。
勝手に見てはいけないと思いつつも手が勝手にページをめくっていた。
ぺらり、ぺらり。
目の前で4つづつの光景が展開されるページをめくっていると
最後のページに一枚の写真が取り残されたように
見開き2ページの中に収納されることなく挟まれていた。
見開き2ページの中に収納されることなく挟まれていた。
畳に胡坐で座り込んでいる阿部。
膝に雑誌を抱え、こちらに向かって思い切り間の抜けた顔を上げている。
おそらく雑誌に夢中になっている最中に呼びかけられて
顔を上げた瞬間を撮られたのだろう。
何事か咄嗟には理解出来ずに呆けているその表情に、
何の脈絡もなくあの人を思い出した。
これ…、あの人が撮った、んだ。
確証はないが本能で悟る。
あの誰よりも誇り高い投手の、
心底おかしがって甲高く笑う声までが聞こえる気がした。
心底おかしがって甲高く笑う声までが聞こえる気がした。
「あ、何。
それ見てたの」
がちゃ、とドアが開いて
ペットボトルとグラスを載せたトレーを抱えた阿部が入ってくる。
ペットボトルとグラスを載せたトレーを抱えた阿部が入ってくる。
「わ、ご、ごめ」
ばたん。
反射的にアルバムを閉じると、再びどさりという重量のある音がした。
「いいよ、別に。
そんなとこにあったんだなそれ、もうどっか行ったと思ってたのに」
トレーを脇に置き、どこか懐かしそうな顔をして阿部は三橋の向かいに座った。
す、と阿部の指先が先ほどのページを開く。
ぺらりと一枚だけの写真を取り出し、阿部は暫くそれを見つめて
穏やかな、だがどこか抑えたような声で呟いた。
「これ、あいつが撮ったんだ。
シニアの合宿ん時だった」
「…」
阿部は自分から彼の話題を振った。
「榛名、さん」
確かめるようにその名を口にする。
色々と思うところがあるだろうに自分からその話を許してくれた阿部の
真摯な情誼に応えたかった。
「…」
黙り込む阿部。
三橋もまた跳ね上がる心音の苦しさに俯いて何も云えずにいた。
「さっきの」
びく、と弾かれたように顔を上げる。
「聞いた、よな」
見つめてくる阿部。
「…、」
逡巡した後、ぎこちなく頭を縦に振った。
「ひでぇ奴って思っただろ。
失望したか」
何の感情も読み取れない表情と、声。
三橋は心の奥が鈍く痛むのを感じながら首を横に振った。
近所のコンビニで、七夕ということで
店頭に笹が用意されていて
店内で短冊に願い事が書けるようになっていた。
そこで見つけた、恐らく小学生であろう女児の
もはやお願い事でもなんでもなく宣言と化した一文。
『魔法が使えます。』
うん、云いたいことは分かるよ。
魔法が使えますように、とかそういうこと書きたかったんだよね多分(笑)
そして、今日新たに吊り下げられた短冊の一文。
『僕も魔法が使えます。』
誰だよ突っ込んだ人!
これ明らかに大人の男が書いたろう!
なんだか密かに笑えてしまった出来事でした。
さて、『18.44』の続きを書いていたら
なぜか頭の中で花井が出しゃばって来たので
次回作『青春の影』のラフ(?)というか習作みたいなものを
ぱらぱらと書き綴ってみました。
まだゲラとも呼べないような手遊び(てすさび)に書いてみたものですが
出だしは一応こんな感じ。
「なーなー三橋―、
今日あそこ行こーぜ、デザート王国!」
「う、え、あ、あのコクーンの」
「そーそー!
オレクレープ食う!」
「オ、オレあのツブツブ飲んでみたいっ!」
「おー、タピオカドリンクな!
オレクレープにアイスたっぷりのせてもらう、ゲンミツに!」
「冬真っ只中なのによくそんなん食う気になれるな、お前…」
「なんだよー!
美味いじゃんアイスクレープ!
泉も行こーぜ!」
「あー、オレパス。
つーかホブソンズのほうが美味くね?」
「ああ、あっちの方がアイス充実してるよね。
そっち行くならオレも行くー」
「さりげなくチェックしてるんだな、水谷…」
「よっし、じゃあ両方とも行こうぜ!
オレブルーベリーとストロベリーダブルでのっけて貰う!」
「うおっ、食べ歩き、だ!」
「おい、食うのはいいけど食いすぎて腹壊すなよ、こんな季節なんだから!」
最後の科白はもちろん阿部。
ちなみにコクーンへは西浦からバスで行きます。
オレはクレープではなくくるくる回るお鮨を食べてきましたが。
この後花井が阿部におもいっきりお約束な脅迫してくれます。
花井とそのファンの人すまん。
でも考えててめっちゃ楽しかった。
以下、黒い花井が苦手な方は速やかにバック絶賛推奨。
最後の科白はもちろん阿部。
ちなみにコクーンへは西浦からバスで行きます。
オレはクレープではなくくるくる回るお鮨を食べてきましたが。
この後花井が阿部におもいっきりお約束な脅迫してくれます。
花井とそのファンの人すまん。
でも考えててめっちゃ楽しかった。
以下、黒い花井が苦手な方は速やかにバック絶賛推奨。
「肩とか脚とか、スポーツやってっと色んなとこ怪我するけどさ…
投手が一番怪我したくないとこって指なんだってな」
「…っ!」
ぎゅっ、と右手を握りこむ左手に力が入る。
見上げてくる瞳が信じられないといったように見開かれる。
「そういえばさ、来週の水曜って
オレが鍵当番で三橋が部誌の当番なんだよな」
「…」
青ざめる表情。
握り込んだ手が微かに震えて冷えていく。
どうせお前はオレをオレが望むような気持ちでは見てくれない。
ならとことんまで嫌われてでも利用出来るもんはさせてもらう。
見損なったか?
だけどオレは所詮こんな人間なんだよ。
お前、オレをどんな人間だと思ってたんだ。
「頼…む。
なんでもする…
お前の云う通りにするから投手には…、
三橋にだけは手を出すな…!」
三橋にだけは手を出すな…!」
俯いた前髪が揺れる。
その瞬間、自分の中で最後の何かが壊れた気がした。
とか、とりあえず書いてみたらこんな感じになりました。
このあと三橋を盾に花井が阿部を脅迫して
「いいのか?
抵抗したら三橋がどうなるかわかんねぇぞ?」
「てめぇ…っ!」
みたいな展開になります。
裏に行くのかなあ、やっぱ。
いいですよね、こういう王道というか
クサいくらいのベタベタ展開。
2のべき乗でおつりが来るくらいベタです。
(BY よした○)
好きなんですよ、こういう昼ドラ展開。
ていうか『18.44』だ。
こんなゲラ?習作?書いてる暇あったら
シークエンス3あげろって感じですよね。
頑張ります。
匿名希望U様(何かこの云い方が無性に気に入ってしまった)に戴いた
『悩むよりも5分書いてそのあとゆっくり推敲すればいい』
というお言葉を思い出しながら書いてました。
某プロ作家の方に直接戴いた
『書きたいものではなく読みたいものを書きなさい』というお言葉とともに
オレの執筆にとても大切な言葉になりそうです。
有難うございます。
そういえばTOV劇場版予告見ましたよ!
木の実(?)口に放り込んでるユーリ超絶かわいいですね!
もし都合が付いたら一緒に映画見に行きませんか?
(ここで云うな)
またメッセさせて戴きますね。
それでは、また。
とか、とりあえず書いてみたらこんな感じになりました。
このあと三橋を盾に花井が阿部を脅迫して
「いいのか?
抵抗したら三橋がどうなるかわかんねぇぞ?」
「てめぇ…っ!」
みたいな展開になります。
裏に行くのかなあ、やっぱ。
いいですよね、こういう王道というか
クサいくらいのベタベタ展開。
2のべき乗でおつりが来るくらいベタです。
(BY よした○)
好きなんですよ、こういう昼ドラ展開。
ていうか『18.44』だ。
こんなゲラ?習作?書いてる暇あったら
シークエンス3あげろって感じですよね。
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匿名希望U様(何かこの云い方が無性に気に入ってしまった)に戴いた
『悩むよりも5分書いてそのあとゆっくり推敲すればいい』
というお言葉を思い出しながら書いてました。
某プロ作家の方に直接戴いた
『書きたいものではなく読みたいものを書きなさい』というお言葉とともに
オレの執筆にとても大切な言葉になりそうです。
有難うございます。
そういえばTOV劇場版予告見ましたよ!
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もし都合が付いたら一緒に映画見に行きませんか?
(ここで云うな)
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