ジョバンニ、らっこのうわぎがくるよ。
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こんにちは。
北川でっす。
縁あって友人に「ハーメル○のバイオリン弾き」を
全巻貸して戴き、全部読みました。
…
…
…
いや、あのね。
漠然と「面白い!」と思えていただけなのですが。
…なんでこう鬱作品に惹かれてしまうのか。
特にリュート編とか、ラストのケストラー戦とか
めっちゃグロいんですが…。
おかしいなあ、殆ど記憶なんてなかったのに。
そういうのを嗅ぎつける嗅覚でも身に付いてるのか。
ストーリーや設定は超鬱なんですが…
所々には、やりすぎるほどにギャグが散りばめられてました。
このバランスがちょっとね…。
そう考えると、ギャグとシリアスの線引きが分かりやすく
読む気持ちの切り替えもしやすいしるばーそうるは
本当に凄いなあと思いました。
もうちょっとこのあたり配分考えてあると
もっと入り込めて面白く読めたのになあ。
ギャグが全くないとそれはそれでつらいと思いますが…。
いや、だって
ライエルは自分の村をハーメルに、
トロン は自分の国をサイザーに滅ぼされてるわけですからね。
パンドラさんは云うに及ばず…。
ああ、ハーメル。(滂沱)
最初の、初登場の時にハーメルと敵対していたライエルが
そのあと全部忘れたかのように仲間になって度にレギュラーとして
加わったのはちょっと違和感でしたが…。
アニメでも第二話の「くるみ割り人形」のシーンは
本当に重かったですね…。
「演奏を続けてくれーっ!」
の言葉が本当にずしっときた…。
なるほど、ギャグがなくなるとハーメ○ンはこうなるのかと
とても納得がいきました。
オーボウアニメでも原作でも両方かっこいいよ、オーボウ。
えーと、でですね。
まあそれはさておいて、
チャイコフスキー「くるみ割り人形」
グルックの「精霊の踊り」とか
色々クラシックが出まくっててもうテンションだだ上がりまくりました。
絶対最後にベートーベンの「第九」 使ってくれると思ったら
やってくれました、最終戦!
しかもフルートとパンドラが唄ってる!
リュート編でだったっけ、ハーメルとフルートが
夜、外で二人きりで話していたシーンで唄っていたので
「あ、これは絶対やってくれるな」と思っていたんですよね!
なぜ彼女がシラーの「歓喜に寄す」の歌詞を知っていたかは
伏線回収されなかった(?)ですが。
全人類を護るスフォルツェンドの聖女様だから?
でいいのか。
いや~、めっちゃ燃えた!
いいなあ。
と、いうわけで現在ハーメルとライエルが弾いた曲を
IPODで再生しまくっている北川でした。
ほんと、これもまた北川家の血筋だな…。
ではまた。
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