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はっきり云います。
実は、恥ずかしながらオレ、舞台芸術は好きですが
古典系しか見たことなかったんです。
『魔笛(ツァウバーフレーテ)』も『白鳥の湖』も古典的演出。
現代的なアレンジのものは始めてみたんですが…
も、すっごかった!
(BY 三橋尚江)
ものごっつ… いい!
オペラの歌をそのまま使ってるんじゃなくて
舞台にするために日本人が日本の音節にあわせて
全編にわたって作曲してて。
元が聴けなかったのはちょっと残念かなとか思ったけど、
始まった瞬間そんなこと全部頭から吹っ飛んじゃいました。
ストレートに分かり易いし、なによりかっこよさが伝わってきやすい!
よかった、日本語とイタリア語の音節の違いをまるきり無視して
原曲無理矢理日本語で唄ってたらどうしようかと思ったよ…。(安心)
アイーダの兄ちゃんのモノローグでスタート!
アムネリス(エジプトの王女)、ANZAさんという
ロック歌手の方がやってらしたんですが…
もう、すっごいオーラなんだ!
衣装もあるかもしれないけど、
金色のきらきら光るオーラがまるで目に見えるような。
かっこいいい!
そしてあかつきさんお目当ての『安蘭けい』さん登場。
うわあ、ピンク色のかわいいオーラの塊だよこの人…!
やっぱり、いくらクラシックが好きで部屋で聞きまくってても
生でこうやってプロフェッショナリズムに触れるのには適いませんね。
圧倒されるっていうか、圧巻というか。
ストーリーはざっくり云えば
エジプトの女王・アムネリスと英雄ラダメスと
捕らえられている敵国エチオピアの王女アイーダ3人の悲恋。
えーっと、掻い摘んで説明すると
アイーダもアムネリスもラダメスが好きなんだけど、
ラダメスはアイーダが好き。
でもラダメスはエジプト国王に気に入られてて、その信頼を生かして
国王一家含むエチオピア人捕虜を解放してもらったりするんだけど
アムネリスと結婚して国を継ぐことを期待されててままならないわけだ。
で、儀式で警備が手薄になる隙を突いて
2人して国を出ようとするんだけど、
それを知っていたアイーダの兄がエジプト国王を暗殺。
アムネリスは混乱を収める為にその場でファラオ(国王)就任を宣言。
ラダメスは自分が情報を漏らしたと自白、
一切の弁明も放棄して処刑される道を選ぶ。
もう、この処刑のシーンが…。
『何か云って下さい』
『あなたはもう既に答えを述べておられます。
エジプトの為に、ファラオたるあなたは裏切り者の私を処刑せねばなりません』
『お願い。
私にあなたを殺させないで!』
うわあああ…!(号泣)
地下牢に生きたまま幽閉されるラダメス。
刑を予期して前以て忍びこんでいたアイーダと再会。
そのまま2人で地下牢の中で…。
『まだ出来ることはあります。
これからの恋人達が哀しまないように祈りましょう』
最後にアムネリス様登場。
『私がファラオである限りエジプトは二度と戦争をしてはいけません。
この命令の空しさは十分承知しています』
駄目だ、もうかっこよすぎて全部この人に持ってかれた…。
収まらない拍手、スタンディングオベーション、
何回も繰り返されるカーテンコール。
安蘭さん、かわいいいい。
槍を持っての演舞の時に
コール・ド・バレエのうちの一人が
槍を落としちゃってたのがものごっつかわいかった。
その後は一人だけ異様に踊りの動きがちっちゃいの(笑)
ぷりちーだ!
ホールを出た後、次回講演のチケットを売ってるの発見。
アキハルプチの日に一緒に行こうか、という話になるが
その日は修論締め切り2日前…。
うあああ。
あれ?
そういえばリボーンコンサートもこのあたりだったような…・
ダブルブッキング?
えええええ。
でもどの公演にもボスこないんだよね。
(池田さんは俳優業がメインだそうです)
2人して散々悩んだ末、とりあえず今回は保留と云うことで帰宅。
後半に、続く。