これを、入れたかった

　あ。

　入れたかった科白思い出した…。

　阿部に花井との会話で

　『自覚してるよ。
　　それが何？』

　と云わせたかったのを思い出して
　ちょっとばかし無理矢理入れてみました。

　ぬぅ…。
　花井の言葉が難しい…。
　『否定しないのかよ』はいいんですけどその後が。

　『サイテーだな、お前』とか
　『お前の自己満足に三橋を巻き込むな』とか
　色々考えたんですけど、
　ニュアンスと流れとどっちもしっくり来るのがなくて。

　ここで阿部が『自覚してる』と云ったのは
　自分自身の性分でなく
　自分が三橋に対してやっていることの性質です。
　あんまりこういう意味で頭のいい子にはしたくないので性分までは。

　以前某方に阿部を理想化してしまって困ると話したら
　その方も秋丸を理想化してしまうので分かる！と云って戴いたことがあります。
　ディムロスならいくら理想化しても問題ないからなぁ…。
　この後のシークエンスであまり人間出来た子に書かないように気を付けないと。
　阿部は高校一年生、
　阿部は高校一年生…。（云い聞かせ）
　
　結局ニュアンスの整合性を重視した科白に落ち着きました。
　ぬーん、でもあまり気に入らないので
　もっとしっくりくる言葉があったらそっちに変えるかもしれません。
　花井の科白の場所を入れ替えたり削ったりもしました。

　ま、ここでやりきれないことがあっても
　この後のシークエンス３で阿部に拾って貰えばいいだけの話なんですけどね。

　それにしても阿部は萌えるね！
　（唐突になんだ）
　本分の関係で法務省関係に勤務していらっしゃる
　阿部達也さんという方とお会いしたんですが、
　お会いしてから暫くメールを立ち上げるたびに
　『阿部達也』を
　『阿部隆也』と
　見間違えて本気でどきっとしてしまいました。
　『春名』さんって方とも会えそうで会えない状況が続いています。
　いつか会えたらいいなあ。（待て）

　阿部はギャップが萌えるよ。
　捕手なんてやってるくせに（捕手としては）体が華奢で
　スライディングで吹っ飛ばされりしちゃうところがたまらん。
　榛名に報われなかったから今度こそはって
　元々オレ様な性分なくせに
　三橋に３年間尽くすとか決めてる健気なところがたまらん。

　再び『最終兵器彼女』をひっぱりだしてきて再び読んでる北川でした。
　ではまた。