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ジョバンニ、らっこのうわぎがくるよ。
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 こんにちはー、北川です。
 ちょこちょこ読み進めています、「亡国のイージス」。

 なんていうか…
 福井晴敏の文章ってちょっと読みずらくないですか(汗)
 「トゥエルブ・Y・O」と「川の深さは」も読む予定だけど
 それを思うとちょっと気がめい(あばばばばば)
 いえ、自衛隊の専門用語の解説は
 凄く嬉しいんですけどね。

 なんだかんだでやっと本格的な攻防戦に差し掛かりました。
 来たよ!
 「オレの艦から出て行け!」!
 これははっきり覚えてた。
 決して聡明でスマートな人ではないけれども、
 この爆破の前の口上が仙石の人柄と決意を表していて
 とても彼らしくて素晴らしかったです。

 ていうか、それ以前に政府との交渉のシーンで
 如月を前にした宮津の心情描写で本気でじわっときた。

 「さあ、隆志、云ってみろ」
 本当に最初から最後まで隆志のこと考えてたんだなあ・・・。
 「今ならお前の気持ちを代弁してやることが出来る」
 違う、違うんだよ宮津二佐。
 隆志はそんなこと望んじゃいないよ…。
 ラストで彼がどうなるかを知ってるから
 もうこの時点でじわっと来てしまって自分でも驚いた。
 やばい、再読を決めた時点で分かってたことだけど
 こらもう竹中殉職やオクトーゲン点火のシーンでは
 だだ泣きしてること確定だなと改めて思った。

 そしてちょっと明るい話題を。
 なんていうかね、如月君がね。
 どうしても同姓の克己君にしかみえなくてね・・・。

 いえ、ビジュアルはもっとイケメンくんなイメージなんですが
 仙石が爆破で作ってくれた隙を見事にフル活用して
 CICから脱出するシーンの立ち回りがね。

 小器用に体術使って有能な工作員らしい行動をすればするほど
 「ジパング」の如月のイメージと被ってしまうわけですよ。
 
 ていうかあの満州でのシーン…
 如月が銃の手入れ中でさえなければ
 溥儀は○なずに済ん(あばばばばば)

 いや、そんなことはどうでもいいんだ。
 っていうか他にも

 野田&梶本 → 海原パパ
 瀬戸      → 海原
 渥美      → 天津

 で浮かんでしまいます。
 瀬戸&渥美、あんたら距離感海原と天津そのまんまやんか(笑)
 しかも渥美、お坊ちゃんて。
 いや、お坊ちゃんって云えば海原なんだけど
 どうも北川は天津の方がお坊ちゃんってイメージあって…。

 というかそれ以前に如月と仙石が
 お互いのこと思い過ぎててやばすぎる。
 完全に私情を抑制して支配した(筈の)エリート工作員が
 帰ってきた先任伍長の声聴いてくらっと倒れそうになったり、
 自衛官が一度は総員離艦命令に従っておきながら
 先任伍長の責務も何もかも投げ捨てて一人の男として
 部下としてでない、一つの魂としての如月を助ける為に
 命を賭してテロリストに制圧された
 イージス護衛艦に戻ったり…。

 はうー心臓が持たん。
 一気に読んでしまいたい…。
 そういえば竹中の「そこにいるだけで~」の科白、
 前振りあったんですね…。
 全然覚えてなかっ(爆)
 てっきりあの殉職の瞬間が初出の竹中のオリジナルの言葉だと思ってたら。
 機関長の言だったのか・・・。
 いや、別にいいんだけど。
 (一度読んだんだろうがお前)


 それでは、今日はこの辺りで。
 ではまた。 

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