[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オレが、やる。
はい、ということで「ぼくらの」全巻をゲットした北川です。
「一騎当千」もほぼ同時にゲットしたけど
やっぱりこれ面白い。
名言が詰め込まれてます。
重いです。
切江と田中の会話とか本当に
物事の本質を容赦なく付きつけてきて心が痛い。
畑飼が腹立たしすぎて、ただただ嫌悪感しか抱けなかったんですが
こういった人からも考えて学ぶべきことはあるんだなと思って
目を背けることは出来ないんだなと考えることにしました。
田中さんは本当に誇り高い人だったな。
可奈ちゃんも哀しかった。
生きてるうちに順に一度でいいからかわいがってあげて欲しかった。
カンジ、止めろよ。
本人に頼まれたからって止めないなんて
それじゃ君もイネイブラーだよ。ぶわっ。
でも、不思議と順は好感持てるんだよなあ。
最終戦で
「この星の人間を、全て○せばいいんです」
って真っ先に気が付いて
自分の地球の100億人の為に決断をしたからだろうか。
吐きながらも、コエムシに諭されながらも。
「お前は目も耳も塞ぐな。
オレも付き合ってやるから」
「可奈は、それをした」
妹を安楽○させる羽目になってなかったら
こんなこと云ったのかな、コエムシ。(泣)
ダイチ編が一番泣けた!っていう声をよく聞くけど、
やっぱり一番物語がストレートで分かりやすかったからなのかな。
チズ編の畑飼の話とかは話が重すぎて皆受け止められないのかな…。
普通に考えたらコモとナカマが同じ自然学校に参加してるっていうのは
ちょっとありえない気もするけど、意外とあったりするのだろうか。
カコとキリエの至らない所を足して2を掛けたような人間ですが、
頑張って生きていこうと思います。
色々と。
って、いちゃらぶほのぼののスクライド原稿を書かなくてはいけない
この大事な時になんてものの熱再発させたんだか。
もうダークシリアス書き根性が沁みつきすぎてて
和○とかいちゃらぶとかほのぼのとかを書く事態になると
本当に頭をひねります。
ツイッタの方ではミクロの子供アーサーとソロモンで
Sさんと盛り上がったりしたんですけどね。
ショタコ○属性もあったのかオレ…。
ドラゴ○ズ・ドグマというゲームで、
プレイヤーとメインポーン(従者)のグラフィックを
自分で作れるというので
Sさんがソロモンとゼットで作ってたんですよね。
んで、アーサーとオーディーンでも見たいとオレが騒いで。
色々と話すうち、
人買いに売り飛ばされるところに偶然出くわしたソロモンに
買い取られて、行くところがないのでそのまま付いていって
メインポーンになる子アーサーという妄想をして。(笑)
SSというか、ネタを書き留めてそのまま投下したものがあるので
せっかくなのでこちらでも「続き」に置いておこうと思います。
もしよかったら続きを開いて見てみてねー。
最後になりましたが、ちょっと私事の報告。
PC、オシャカになりました。
いや、デスクトップとノート両方使ってたうちの
ノートが壊れただけなんですけどね。
真っ先に「原稿データはDROPBOXだから大丈夫!」と
胸を撫で下ろしたオレはとことん二次創作作家です。ふふ。
(↑というのもおこがましいですが)
では、今日はこのあたりで。
よかったら「続き」のソロモン×子アーサー風味の
プチパラレル(?)劇場をよろしくです。
ただのメモ書きですが。
ではまた。
人買いに売り渡される直前だったアーサー。
偶然通りかかったソロモン、人買いのあまりの粗野さに腹が立ち
一々関わるつもりもなかったがアーサーを買い取る。
綺麗な子だったし。
勝手に好きな所へ行けというが、行くところがないといいくっついてくる。
うっとうしいなとも思うが、本当にどうしようもなさそうなので
身の回りの世話を兼ねて弟子として連れ歩くことに。
「…なんで付いてくるんだよ」
「(びくっ)
…ご、ごめんなさい」
「…(溜息)」
「あの… 僕、行くところ…なくて」
「んで?」
「その、ソロモン… さんに、付いていっていい… ですか」
「あぁ?」
「(びびくうっ)
な、何でもします!
身の回りのお世話とか、剣磨いたりとか、その」
「他には?」
「その… 色々。」
「お前、それしか思いつかねぇんだろ」
「…う(消沈)」
「…(溜息)
ったく、しょうがねえな。
付いて来い、とりあえず宿に泊まるぞ。
てめぇのそのきたねぇサマなんとかしえねぇとな」
「ご、ごめんなさ…
え?
あ、は、はいっ!
(ぱあああっ)」
宿。
アーサー、シャワーから上がってくる。
「へえ、お前あんなやつらに狙われるだけあって
なかなかキレイなツラしてんじゃねえか。
あんなやつらでも見る目だけはあったってことか」
「(ごしごしと色の薄い銀髪をタオルで拭きながら)
そうなんでしょうか…
自分ではよく分かりません」
「まあいいや。
なんでもするっつったな」
にやりと意味ありげな笑みを浮かべるソロモン。
アーサー、頭からタオルを外して緊張の面持ち。
「…は、はい」
「じゃあ早速役に立ってもらおうじゃねえか」
剣を握り、ゆっくりとアーサーに歩み寄るソロモン。
アーサー、怯えたように壁まで後ずさる。
「…っ!」
ぎゅっと目をつぶって目を逸らすアーサー。
その鼻先に、勢いよく剣が突き立てられる。
「…やる」
「…?
(恐る恐る目を開け、ソロモンを見る)」
もうアーサーから離れ、
ベッドの上に転がしていた自分の荷物を漁っているソロモン。
「オレについてくるならお前はオレの弟子だ。
ししょーなら弟子に剣の使い方を教えなきゃな」
「…
(びっくりしたまま放心状態)」
「(苦笑して)
なんだよ、手籠めにされるとでも思ったのか?
オレをさっきの人買いのような奴らと一緒にすんなよ。
お前もああいうやつらから自分で身を護れるようになれ」
「(事態を呑み込み、嬉しそうに満面の笑顔で)
は、はいっ!
ソロモンさん!」
「ばーか、オレをそんな風に呼ぶんじゃねえよ」
主装備に昇格した、元予備の剣を
確かめるように握っているソロモンのアイスブルーの瞳が
その体に不似合いなほどの大きな剣を握りしめているアーサーを見つめた。
「は、はい、師匠…」
「ばーか」
人の悪い笑みを浮かべて、ソロモンはアーサーに近付く。
その細い指が、アーサーの白い頬に触れた。
「オレ、堅っ苦しいのは苦手なんだよ。
ソロモン、でいい」
「…(ややあって)
はいっ!
ソロモン!」
白くて小さな子供の流麗な相貌に、嬉しそうな表情が満ちた。