みなみのくにから・２

　風海　「さあ、二つあるけれどもどっちから行きましょう」
　
　
　式部　「それはもちろん『東大寺展』に決まっているわ。
　　　　　先に行っておかないと人出が凄いことになるわよ」

　ということで目的の駅に移動し、最近出来たショッピングモールの高層階へ。
　もうすでに人が来始めていてちょっと驚く。

 　ロッカーに荷物を預けて、早速展覧会会場内へ！
　美しく貴重な仏教美術を鑑賞。
　仏像の背後まできっちり鑑賞なさる場慣れしてる北千住さん…。

　観終わると、近日開催の展示会のリーフレットがまとめておいてあるコーナーが。

　式部　「こういうところで情報をチェックするのよ」
　風海　「なるほどー」
 
　そして回り終わって下に降りると、なんと！
　展望台に上がる人たち＆この『東大寺展』のものっそい列が…！


　風海　「うわっ、凄い人！
　　　　　先にこっち行っておいてよかったですね」
　式部　「ね、だから云ったでしょう？」

　
　回り方にも頭使わないとなんですねー。
　と、次の会場を目指しながら百貨店の店頭看板をふらふら見てると…

　風海　「人見さん、…『世界の時計店』なんてのやってますよ」
　式部　「あら、ちょっと見ていっていいかしら？」
　風海　「行きましょう！
　　　　　パテック・フィリップあるかなー」

　結構込んでいたので、エレベーターでなくエスカレーターで上まで。
　奥の方に時計のお店の出店が集められている一角が。

　
　パテック・フィリップもあったけど、やはり一番反応したのはブレゲでした。
　
　トゥール・ビヨン、姿勢差…
　専門的な用語がいろいろ飛び交い、奥の深さを痛感。
　懐中時計を取り出して（やはり持っているんだなあ）ブレゲの方と
　話し込む北千住さんの会話に混じった後は
　オメガにテンションだだ上がる。

　いや、だって深町の時計がオメガの「シーマスター」っぽいって話があるから…
　はっきり特定されたら嬉しいんだけどなー。

　そして降りて次の展示会へ！